・主な発生時期:5~8月
・主な被害部位:葉、茎、株全体
・病気の種類:細菌による伝染病
・被害状況:元気にしていた株が急に緑色のまましおれる。
数日のうちに株全体が枯れる。
根は褐色になって腐る。
土壌中の細菌が、水を媒介にして根の傷から侵入。
晴れた日にしおれ、朝夕、曇りに回復を繰り返し、枯れていく。
地際の部の茎を切って水にさすと、茎から細胞を含んだ乳白色色の液体が出る。
この液体が周囲に付くと感染する恐れがある。
梅雨明けから夏にかけて、水はけの悪い場所で多発する。
・発生しやすい植物:
(野菜)トマト、ミニトマト、ナス、キュウリ、ピーマン、
ジャガイモ、イチゴなど多くの種類。
(草花)マリーゴールド、ジニア、ダリアなど
・薬を使わない防除:水はけを良くし抵抗性台木の接ぎ木苗を植える。
連作を避け、水のやり過ぎに注意する。
窒素肥料の与え過ぎに注意する。
発病株は根を周りの土ごとすべて抜き取る。
・薬剤による防除:
発病すると治療する薬剤は無し。
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